欠陥マンション

最新の統計によると、マイホームを取得する人の6割近くが、一戸建てではなく、マン ションを選んでいます。マンションを購入する傾向は、年々、高まっているようです。 しかし、そのマンションですが、じっは数限りない問題を内包しています。そもそもマ ンションには、欠陥やトラブルがつきものなのです。 たまたま大地震がないから立っているという欠陥マンションや、なかには管理もいいか げんなら権利状態もあやふやな〃無政府状態″のマンションもあります。阪神大震災は、 それらの欠陥や問題点などを集約的にさらけだした出来事だったといえるでしょう。 1995年1月Ⅳ日の早朝、淡路島を震源とするマグニチュード7.2の烈震が起こり、 戦後最大の惨事になりました。いまだに記憶に生々しい阪神大震災です。 地震の主な揺れは、わずかに刈秒弱でしたが、ドドドドーッという無気味なすさまじい 地鳴りとともに、最初は地面に水平に大きく5縲怩W回揺れ、そのうちできわめて強烈な揺 れが2,3回。4,5秒後に異例の大きさのタテ揺れが重なって、建物などは瞬時に破壊 されました。のちに「一部では震度7の激震であった」と気象庁が発表しましたが、激震 は地震観測史上はじめてです。 地震による衝撃的な破壊力によって近代的ビルやマンション、高速道路、鉄道の高架は 倒壊。被災後に発生した火災は数十時間にわたって燃えつづけ、交通網は潰滅しました。 約Ⅳ万棟もの家屋が全半壊し、5500人以上の生命が失われました。